西消防署の協力を得て、火事を想定した避難訓練、通報訓練、消火訓練を行いました。
まず訓練前にご近所の皆様に向けて「今から避難訓練を行います」とアナウンスを。
「放送が聞こえたから…」とご近所の方も出てきて下さり、フェンス越しに見守られる中、非常ベルを鳴らし訓練を始めます。
「ジリジリジリ~!」非常ベルは鳴るとわかっていても音を聞くと緊張しますね。
職員が一階、二階と分かれ、安全確認、来館者を広場に誘導。
こどもたちは速やかに広場に避難しました。
館内の全ての部屋やトイレの中も確認して全員が避難完了、所要時間は1分40秒でした。
避難誘導と同時に事務室では実際に消防署に電話をかける通報訓練も行いました。
緊張しながらも的確に情報伝達ができていました。
広場に避難した後、館長からクイズ形式で「避難時に気をつけないといけないこと」をみんなで考えました。
「このマークの意味は?」
「避難経路ってわかるかな?この地図、どこに貼ってある?」
非常口の事や館内に掲示してある避難経路の図面もこどもたちは普段からしっかりと見て覚えていました(#^.^#)
消火器の使い方も去年の参加者は覚えていて、「ピン!ポン!パン!ってするんや」って、大きな声で答えてくれました(^◇^)
次に水消火器を使っての消火訓練です。
消防士さんから「消火器の安全ピンをピン!と抜いて、ホースの先をポン!と外し、レバーをパン!と強く握って、消火~!」とリズムよく教えて頂き、いざ実践!
「火事だ~!」と大声で叫んで、消火器をピン!ポン!パン!
こどもたちは勢いよく出る水にビックリしながらも狙いを定めて消火!
「火事だ!」と叫ぶのが恥ずかしくて大声を出せない子もいたけれど、消火訓練はみんな勇ましく行いました。
最後に西消防署の方から実際に起こった火災現場でのお話がありました。
参加した大人も真剣に聞き入っていました。
避難訓練の後、職員は、地域にお住まいの元消防長Tさんから訓練の総評をいただき、「もしもの時でも、慌てず、急がず、落ち着いて、こどもたちを守り、自分自身の身も守る」そのために訓練がいかに必要であるかということをご指導いただきました。