児童センターの職員と管理運営協議会の役員を対象に人権研修会を開催しました。
今回の研修は人権の観点から今日的な課題となっている「ネット・スマホのある時代の子育て」をテーマにみんなで学ぶ場となりました。
職員と役員合わせて17名の参加がありました。
講師は役員のSさんです。
研修ではプロジェクターでパワーポイントや映像を使ってわかりやすく進められました。
初めに、話し合いの4つの原則や5つのルールについて説明があり、続いて、「ネット・スマホがある時代の子育て」について「保護者が知っておきたい4つの大切なポイント」を学びました。
現実にネットやスマホで起きているトラブル等の映像を見た後、「自分がその子供の親ならどうする」とか「自分がその子の親から相談を受けたらどんなアドバイスができるか」という視点で話し合う時間があり、グループ毎に意見交換しました。
話し合う時間を通して参加者自身が研修への積極的な関わりを持つことができたように思います。
「グルーミング」について「いい人を演じ接近してだます手口である」ということも知りました。
初めて知った言葉です。
参加者からは、次のような感想がありました。
- 親子の常日頃の対話が大事。友達同士でも相手のことを考えて思いやりのある接し方をすることでいじめに発展するようなことも回避できる。
家庭だけでなく、学校や地域の協力で犯罪に至らないように気を付けていくことが大切だと思う。 - ネットやスマホに一度情報があがると全世界にその情報が回ることをしっかりと大人も子供も認識していかなければならない。
近年、コロナ禍により、子供達がインターネットを利用する時間が増えていると言われています。
「スマートフォン等の利用は、便利さや楽しさのある一方で大きな危険性を含んでいる。」ということを子供達はもとより周囲の大人達が理解し、インターネットの安心・安全利用に関する意識を高めていくことが必要だと感じました。