吹田市防犯協議会の方を講師に招き、「いじめ」と「不審者」について、みんなで考えながら大切なことを学びました。
絵本を使い、こどもの参加型ですすめられ、楽しみながら学べる防犯教室でした。
最初は「いじめ」について、講師の方の問いかけに、こども達が一緒に考えました。
- いじめにあったことがある人は? 友達がいじめにあっているのを見たことがある人は?
こども達は、〇×のカードで答えを出し、こどもの意識調査からはじまりました。 - 「いじめ」って、どんなことなんだろう?
いじめについての絵本を教材とし、みんなで声を出して読んでいきました。
絵本では、いろんな場面について書かれており、こども達は「そんなことも いじめをしたことになるの?」と自分自身に置き換えて、しっかり考えていました。 - もし、いじめがあったら、どうしますか?
自分自身の場合と、お友達がいじめにあった時のことを想定して、こども達は考えました。
「先生、家の人、友達…誰かに相談する」「いじめは、アカンと注意する」「なんで、いじめたのか、気持ちを聞く」など、たくさん、たくさん意見がでました。
次は「不審者」について、講師の方から「危険な目にあわないようにするためには、何が大事かな?」と聞かれました。
こども達は一斉に手をあげて、「こわいかもって感じたら、大声で『助けて!』と叫ぶ」「怖い人に会わないように遅くに一人でウロウロしない」「いつでも携帯で親に連絡できるように、携帯の充電に気をつける」など答えました。
具体的な意見がたくさんあり、一人ひとりが防犯意識をしっかり持てていました。
最後に、館長から「今、みんなで感じ、考えた事がとても大事です。忘れないでね!そして、今日、家に帰ったら、おうちの人にも今日の防犯教室でみんなと何を学んだか、お話をして下さいね。お約束できますか?」と問いかけると、みんな元気よく「わかった!約束する!」と返事が返ってきました。
「防犯教室」の参加者には、防犯協議会から「安全笛」と「クレべリンスティック」のプレゼントもありましたよ。
防犯教室の後は広場に出て、千里新田地区の青色防犯パトカーの乗車会。
「あ! いつもの青パトや!」と登下校時に巡回しているお馴染みの青パトに大はしゃぎで乗り込んでいました。
「なかなか、乗り心地、いいやん!僕も大きくなったら、これに乗ってパトロールしてあげる!!」と、将来が頼もしい発言もありました。
「いつも ありがとう!気をつけて運転してね。」と日頃、青パトで見守り活動をしてくださっている地域の方々にお礼を伝える児童もいました。
地域の方々と一緒に楽しく学べた「防犯教室」となりました。