吹田西消防署の協力を得て、火事を想定した避難訓練、通報訓練、消火訓練を行いました。
非常ベルを鳴らしての避難訓練を行う為、混乱を招かないように開始10分前に館内・館外に向けて「本日、4時から避難訓練を行います」とアナウンスをしたのですが…放送を聞いたこどもたちが「今から始まるの?」と事務室前に集まって来ました。
「訓練だからね。遊んでいた場所に戻って、ベルが鳴るのを待っていてね!」と、こんなやり取りから始まった今回の避難訓練(+o+)
午後4時、「ジリジリジリ~!」と非常ベルが鳴り響く中、職員の「火事です。避難してください!」との掛け声に、緊張した面持ちのこどもたちは走らず、騒がず、前の人について速やかに広場に避難しました。
全員が避難し終わった時、「〇〇先生がまだ外に出てない!」と心配して、大きな声で知らせてくれた児童がいました。
30秒ほど遅れて外に避難してきた職員に「何してたの?一緒に逃げないと危ないやん」との声掛けがありました。
館長が「先生は、館内の全ての部屋やトイレの中も見て、こどもがいないかを確認してくれていたんだよ」と説明すると「先生は大変やな!ありがとう♪」の返事が返ってきました。(#^.^#)
避難訓練と同時に事務室では実際に消防署に電話をかける通報訓練も行いました。
緊張しながらも的確に情報伝達ができていました。
広場に避難した後、館長からクイズ形式で「避難時に気をつけないといけないこと」をみんなで考えました。
「非常口はどこ?」「どこを通って外に逃げたらいい?」との質問に、こどもたちは、館内の各部屋に掲示してある『避難経路の図面』や『非常口を示すポスター』を見て覚えているから大丈夫だとみんなで答えてくれました。
最後に、水消火器を使っての消火訓練です。
消防士さんから「消火器の安全ピンをピン!と抜いて、ホースの先をポン!と外し、レバーをパン!と強く握って、消火~!」とリズムよく教えて頂きました。
低学年の子には、消火器を持ちあげなくても使えるコツを教えて下さり、こどもたちは勢いよく出る水にビックリしながらも狙いを定めて消火!
ピン・ポン・パン!と、みんな勇ましく消火訓練を行いました。
いつ起こるかわからない災害。
「もしもの時」に慌てず、身を守る行動が出来るよう、日頃の訓練は大切ですね。