管理運営協議会では、年々関心が高まる個人情報の取扱いについて、昨年から新たに規程の制定と一連の事務上の見直しを行っています。
個人情報保護法は、専門用語がたくさん出てくるのでとてもわかりづらいですが、センターでお預かりしている利用者の個人情報に対する職員の意識を高め、より一層の理解を深めるために、管理運営協議会の自主事業として実施しました。
講師には専門家を招くことも考えましたが、より現場に即した内容の方が、日々の実践の中で生かされるだろうと考え、規程を整備してくれたK書記にお願いすることに。
本来なら、職員をはじめ会員の皆様や役員を対象に実施したかったのですが、コロナ禍の中、密を避けるため、今回は職員に限定しました。
一時間の研修では、イラスト入りの資料とプロジェクターを使って、丁寧な説明があり、とても分かりやすかったです。
研修終了後の職員の感想でも、「図で示しての説明がわかりやすかった。」「今の仕事と関連づけて説明があったので、分かりやすかった。」など好評で、中には、「1時間に内容をギュッと詰めての説明がすごかった。」という感想もありました。
受講後には、職員が早速、センターの書類の取扱いや保管場所の見直しなど、できることから改善に取組んでいます。
研修のまとめとして最後に示された『身近にある個人情報を見落とさない』という言葉が、とても意味深く、印象的でした。
日々の業務の中で常に関心を持って取り組むことが、とても重要だと思います。
